曲にふさわしい表現を工夫しながら歌いました!                                      ~1年B組 教育実習生 音楽科研究授業~  

6月26日(月)
教育実習生の小杉先生による音楽科の研究授業が、1年B組で行われました。本時は、「夏の思い出」(江間章子作詞・中田喜直作曲)を教材とし、「曲にふさわしい表現を工夫しよう」を学習課題として取り組まれました。まず、本時の学習課題を確認し、前時に見付けた表現の工夫を思い出しながら全員で「夏の思い出」を歌唱しました。その後、楽譜の4段目の「はるかな尾瀬 遠い空」がなぜ強調されて聞こえるのか、1段目の「はるかな尾瀬 遠い空」と比較しながら特徴を考える活動に取り組みました。その際、教師の範唱を取り入れて聴き比べたり、ワークシートに記入してグループで話し合ったりする工夫がなされました。次に、話し合った結果をもとに歌唱のグループ練習に取り組みました。その際に、表現の工夫の例示やキーワードが記入してあるワークシートを活用し、自分たちが工夫するポイントを決めて練習していきました。最後に、グループで表現の工夫を練習した成果を発表し合い、自分たちのグループの発表や他のグループの発表についての感想を書き、本時の振り返りを行いました。 グループでの活動やワークシートの活用は、歌唱の表現力の向上にとても効果的な取組でした。そして、協力し合いながら集団として美しい歌唱表現力を付けていくことは、秋の合唱コンクールや望ましい学級づくりにつながっていく大切なことだと改めて感じました。小杉先生ご苦労様でした。